よくあるご質問
独立開業を成功へ導く HOW TO 集!
開業地はどこにしよう?医療機器等の選定は?
先生方の不安を解消するQ&A
開業サポートってどんな流れ?
先生方のニーズに合わせて、様々なサポート内容を提供したいと考えています。
例えば「物件は自分で探したい」など、先生によってこだわりたいところもあるかと思います。逆に面接は苦手、スタッフ教育に関しては任せたい、あるいはマーケティング、理念を策定しそれに基づいてチームを作るのが苦手であるなど、先生によって得手不得手は様々です。その不得手な部分を私どもがサポートできればと考えております。
開業を検討している段階でも、無料相談を申し込んでもいい?
もちろんです。検討している段階であっても実際に先生方自身の目で見ていただいて、最終的に開業をやめてそのまま病院に残るという選択もあれば、分院長としてクリニックに勤めてみるという選択もあると思います。いろんな選択肢の幅を見るという意味で開業の可能性を探りながら、最終的にそれではない道を選ぶということもあっていいと私は思います。最終的には先生方にとって最高の人生となるために、自分自身のキャリアをご相談いただけるような環境にあるというのは私どもの理想でもあり先生方に貢献できることであると考えます。
自己資金がない、、開業できる?
自己資金がなくても、実際のところ大きな借金がなければ開業はできます。
今の規定金利でいうと、基本的によほど不得意な科目ではない限り開業ができるというふうに考えます。なぜなら、もし仮にそのクリニックの開業が失敗に終わったとしても銀行側が返済能力があると見込んでいるからです。
実際のところ医師で自己破産するケースは非常に稀なケースでして、五、六千万円ほどの借金を抱えたところで医師はそれを返済する力があるという考えがあるから銀行は貸しているというわけです。
実際融資を受けられるのも、経営能力が高いからではなく、もし勤務医に戻ったとしても返せるだろうという銀行側の判断です。ここを理解しておくことは重要だと思います。
銀行借入はできる?
最近のマイナス金利の状況から考えるに非常に金利自体が安くなっているのでしっかりと借りておくことは重要だと思います。頭金自体は少額でも構わないと思います。銀行側からドクターは非常に属性(年収や勤務年数)が高いとみなされているので、よほどの借金でもない限りは融資を受けていただけるかなという風に思います。
開業の準備期間ってどのくらい?
最低6か月くらいは見ておいた方が良いかと思います。
その半年間の間に内装の図面の設定やスタッフの採用、個人事業主の青色申告の準備から医療機器の選定まで、諸々のことを考えると勤務を続けながらなかなか日中の時間は確保できません。そのため、やはり半年ほどみておく必要があるかと思います。
開業に適した時期はある?
繁忙期に開業すると、いきなり患者さんが来てオペレーションが回らない可能性があります。だからといって閑散期に開業するとしばらく患者さんが来ない…というような状況になることもありますので、閑散期から繁忙期になる手前がよいと思います。
耳鼻咽喉科で言うと寒くなる9月とか10月。この辺りが適した時期であると考えます。
内科に関しても似たようなことが言えるかと思います。
勤務を続けながら開業準備はできる?
しっかりとした開業のサポートをするチームを作れば、必ず準備することができます。
先生の判断は最小限にしながら、先生がしなくてもいいようなジャッジメントを周りのチームメンバーにしてもらうということが必要です。
開業資金はどれくらい準備すればいい?
私が開業する際は、頭金2000万円を用意いたしました。
クリニックの規模にもよりますが、私は増額4,000万円を含め6000万円で借りました。
計6000万円を医療機器代と運転資金として始めましたけれども、どのビジネスもそうですが頭金が多ければ多いほど安定した経営ができると思います。
実際のところと頭金がほぼゼロに近い状態で一億円近い融資を受けたような話も聞いたことがあります。
開業後の資金繰りが不安…
ご承知の通り、診療報酬請求は二ヶ月後先に入ってきます。そのために運転資金を余分に借りておけばいいわけです。つまり、事業計画書に二ヶ月後の入金を見越した形の資金繰りということで資金を多めに借りておく。ざっくり1000万円ほど多めに借りておくとかなり楽になるかと思います。
開業準備の費用は経費にできる?
できます。開業準備に関しては、視察の費用やその交通費、面会の際の喫茶店におけるお支払いなど、領収書をしっかりとっておくことをおすすめします。
準備にあたっての書籍なども経費になるかと思いますが、この辺りは私も専門ではないため、税理士の方と事前に相談されてどれが経費になっていくかということをしっかりと意思統一を図った上で戦略を立てるべきと考えます。
関西圏以外で開業を考えているが、相談に乗ってもらえる?
日本全国、北海道から沖縄までどこでもご相談に応じさせてもらいたいと思っています。
なぜなら、卓越したクリニックが日本全国に普及することは私どものミッションであるためです。そのミッションに則り、より良いクリニックが日本全国に開設されることを願っています。
経営理念ってどうやってつくるの?
ビジョナリーカンパニーというジムコリンズという方の有名な本がありますので、ぜひご一読ください。経営理念とは、自分自身が本当にそれを思って実行できているかどうかが重要です。どれだけ素晴らしい理念を描いたとしても、それがスタッフに浸透しなければ全く意味がないということが分かると思います。
クリニックにはどのくらいの広さが必要?
規模によって違いますが、整形外科だと70坪くらい必要だと思いますし、精神科だと25坪くらいでもいいと思います。クリニックの施設によって何が必要かというのがあるので一概には言えませんが、耳鼻咽喉科だと40坪くらいでしょう。
診療圏調査って何?なぜ必要?
その診療圏におきまして、患者さんがどのくらいいるのかが厚労省の数字である程度推測することができます。希望するエリアにどのくらいの人口がいるのかをみるわけですが、診療圏調査でも実際のところの近隣の競合が強いかどうかはアナログ的解釈となります。
川が近いとか、交通道路に寸断されているとか、そのようなところも踏まえた上で総合的に見る必要があり、一つの目安としてみることが必要かと思います。
医師会には必ず入会しないといけない?
私自身、医師会には入会しておりません。耳鼻咽喉科で入会するメリットで考えると、学校の校医になることによって知名度があがるということはありますが、校医としての仕事量を要求されることと医師会に入会することで得られる経営上のメリットを感じられなかったため入らなかったというわけであります。
逆に小児科では医師会に入会しております。小児科においては、医師会が予防接種の委託授与をしているということなので、入会することによって予防接種の委託を受けられるためです。そのため、小児科に関しては医師会に入会しているクリニックもあるという形です。
医療機器は購入とリースどちらがおすすめ?
この低金利だと圧倒的に購入がいいかと思います。
またはリースとして考えるならば、動産保険がかけられるようなもの、例えば耳鼻咽喉科でいうとファイバーなど。壊れやすい物はリース契約をしたうえで動産保険をかけられるのがいいかと思います。
スタッフを採用するときの基準って何?
採用基準は、先生がどのようなクリニックをつくりたいか、どのような仕事をスタッフにお願いしたいのかによって変わると思います。高校野球でも甲子園を目指すのか、地方大会のベスト4を狙うのか、あるいは一回戦突破なのか。それによりスタッフを採用する基準が違うということです。
クリニックでどのような医療を提供し、どのようにスタッフと関わるかによって基準というのは全く変わると思いますのでこの中で一概には言えませんが、私の例で言うと、例えば耳鼻咽喉科ではお子さんの受診率が意外と多いのです。そうなったとき、こどもが好きな人でないとこの仕事は務まらないという認識であるので、私がスタッフを採用する基準の一つとなっています。
どうやって広告を打てばいい?
最近の広告でいうと、都心部ではほとんどがweb広告か口コミです。
まずweb広告、ということを考えて詳細は割愛しますがppc広告、MA広告、seo広告、seo対策というのをしっかり立てる必要があるという風に思います。
開業の際、近隣クリニックへの対応はどうすればいい?
近隣のクリニックへは開業したことを知らせるようなご挨拶やお手紙を送るのが良いかと思います。また、連携するクリニックにおきましてはCT、MRIを依頼したりだとか、大きな病院だとその後送病院に対してもご挨拶には伺うべきかと思います。
分院展開を考えているが、支援してもらえる?
分院展開に関してもサポートさせていただいております。
私は、ひとつのクリニックとふたつのクリニックでは全然違うという風に思っています。
逆に三つ四つ、と増えてくるとその辺の辺りの労力に関してはどんどん減っていくという認識ですので、ひとつからふたつになった時にそれがしっかりと軌道に乗るかどうかが最大の分岐点になると考えます。私自身何度も思っていますけれども、今のクリニックがあるのもふたつ目は成功したからであり、その成功がなければ今の成功はなかったという風に思います。
医療法人化を考えているが、相談に乗ってもらえる?
医療法人を立ち上げてきた経験から私が感じたことや医療法人化によるメリットからデメリットまでお話することができると思います。